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老人ホーム500円景品おすすめ10選

老人ホームで生活している人にとって、施設内でのイベントを楽しみにしている人は多いでしょう。老人ホームで働く人にとっても定期的に行われる施設でのイベントを運営することは働き甲斐の1つでしょう。イベントを盛り上げる工夫の1つとして500円程度での景品を渡すことが多くあると思います。

ここでは500円以内で準備できる景品のお薦めを書いていきます。

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景品を選ぶ上で気をつけておきたいこと

老人ホームによって入居している方は様々です。介護が必要な方と介護が不必要な方の両方が入居されている場合と、片方のタイプの方が入居されている場合があります。前提として、どういう人を受け入れている老人ホームかによって選ぶ景品は変わっていきます。

介護が必要な方や、持病を持っている入居者がいる場合は食品や世話をしなくてはならない植物等を選ぶのは止めておいた方がいいでしょう。逆に介護が不要な場合には頭や手足を働かせるような景品が、健康増進に繋がります。

事前にどのような入居者がいるのかを把握しておくことが重要です。また、男性と女性で景品を分けておいた方が、景品を受け取る側としてもより役立つ物を貰える可能性が高まり、渡す側としてもミスマッチを防ぐことができます。

景品を選ぶ時には入居者の顔を思い浮かべながら

決まった予算内で景品を選ぶときには、あらかじめどのような景品を選ぶのかを整理した上で探しに行った方がよいでしょう。漠然と店に入ってもなかなか決まらずに時間を無駄に浪費するだけです。お薦めのやり方は、事前に施設内の入居者の名簿を出し、一人一人にどのような景品にするかをメモしておくと実際に買いに行ったときに効率的に景品を購入していくことができます。

自分だけで考えるとなかなか前に進まないので、職場の職員数人で話し合って決めていくとすんなりと決まります。どうしてもイメージが沸かない場合には、トイレットペーパーやティッシュのような生活用品を準備しておきましょう。

思い浮かべた通りに景品が渡らないことは多々ありますが、同じ施設で過ごしている入居者にとっては誰に渡っても喜ばれる景品となるので心配いりません。

お薦め景品①体温を調整するもの

高齢になると体温調整機能が低下していきます。集団で生活しているので、施設内の温度調節もなかなか難しいことがあると思います。なので、お薦めの景品として、体温を調整できるものは実用的です。靴下やマフラーといったものも500円で購入することが可能です。

ひざ掛け用のストールも人気です。また、衣類だけでなくホッカイロや冷えピタシートのように体に持ったり、直接貼ることで体温を調整するものも実用的で喜ばれる景品です。

お薦め景品②自由時間に使えるもの

老人ホームでの生活には自由時間が存在します。テレビを見たり、同じ施設の入居者と話をしたりしながら時間を過ごすことが多いですが、一人でも遊ぶことができるものを景品にしてみるのもいいでしょう。例えば、色鉛筆やペン類とノートといった絵を書く道具や、パズルや大人用の迷路や塗り絵のように、手を動かしたり頭を働かせるものは健康面においてもメリットがあります。

また、その景品をきっかけにそれが趣味へと変わっていく人もいます。

お薦め景品③実生活で必要なもの

タオルやハンカチのように実生活で使うものも景品として喜ばれます。毎日使用するものは浪費する頻度も早く、すぐにボロボロになってしまいます。景品として貰っても使わないことがないものなので、男女問わず喜ばれる景品です。

また、トイレットペーパー、テッシュ、石鹸、マスクのように日常生活には欠かせない生活用品も、老人ホームで生活を送る為には必須のものなので景品として準備しておきたいものです。

お薦め景品④読書関連のもの

老人ホームで暮らす高齢者の時間の使い方として多いものとして読書が挙げられます。読書をするにあたっての景品も喜ばれます。例えばブックカバーは沢山の種類や柄があるので、既に持っている人にも喜ばれます。また、金券類はあまり景品として適さないですが、図書カードであれば景品として使用しても良いものだと思います。

お薦め景品⑤持ち運び用の袋

巾着袋や可愛い紙袋、ポーチ等は実用性もあり、老人ホームでの生活では必須のアイテムです。歯ブラシや洗面用具を持ち運ぶ際に使うので何枚あっても困るものではありません。女性にとっては色々なデザインがあるので、コレクションとしても楽しむことができます。

お薦め景品⑥インテリア用品

自分の部屋のインテリアに拘る入居者も多くいるので、インテリア用品もお薦めです。テッシュケースやカゴやコースターなど様々なデザインのインテリア用品があります。また、最近は高齢者でもスマートフォンを持っているので、スマートフォン置きも自分の部屋を華やかにするのに喜ばれる景品です。

お薦め景品⑦アロマグッズ

個室の老人ホーム限定ではありますが、景品の定番としてアロマグッズがあります。ストレス解消や自立神経を整える効果もあり、良質な眠りを導いてくれるので健康にも良くお勧めです。ただし火を使うアロマキャンドル等は危険なので、景品にするのであればアロマストーンやアロマオイルにしましょう。

お薦め景品⑧ハンドケアグッズ

女性であればハンドクリームは必須のアイテムです。特に冬場のように乾燥する季節には持ってこいの景品といえます。男性でも静電気防止の為にハンドクリームを塗っている人は多くいますし、男性も持っていれば使用するものです。

お薦め景品⑨身だしなみを整えるもの

何歳になっても身だしなみが気になるのは男性も女性も同じです。

洗顔ブラシや櫛のように身なりを整える景品も500円以内で購入が可能なのでお薦めです。また、手鏡も様々な種類やデザインのものがあるので、インテリアとしても使えます。

老人ホームにいると、どうしても身だしなみに気を遣う機会が減ってしまうので、景品をもらったことで再度見直す方もでてきます。

お薦め景品⑩職員の手作りの品

手作りで物を作ることが得意な職員がいれば、髪留めやアクセサリーやキーホルダー等のものを手作りですることも喜ばれます。他の景品と違い、手作りゆえにとても心が温かくなる景品です。最近であれば手作りのマスクも喜ばれます。

また、それほど凝ったものでなくても折り紙等を使い部屋のインテリアになるものを景品にしてもいいでしょう。

あくまでも気持ちが大切

様々な景品を紹介しましたが、500円以内で景品を選ぼうと思っても多種多様の景品があるものです。

景品を選ぶこともリクレーションの1つとして考え、楽しみながら選んで欲しいと思います。一番重要なのは景品自体よりも渡す側の気持ちなので、喜んで欲しいと思って選んだ景品であれば、どのようなものでも喜んでもらえるでしょう。